暴君の特徴

◆腹黒く、頑固で、獰猛ですらあり、しかもペテン師で、もちろん恥知らず、結局かられは欲張りで、しかし子供じみていて、実際はまぬけで、最後は女々しい・・・これらは暴君の特徴である。

いったい何に対して君は不満をいだいているのか。人間の悪にたいしてか。忍耐は正義の一部であるのに、敵意や疑惑や憎悪をいだき、槍で刺し合った人びとが今迄にどれだけ墓の中に横たえられ、焼かれて灰になってしまったかを考えてみるがいい。もういいかげんで心を鎮めたらどうだ。

「自分は損害を受けた」という感じを取り除くがよい。そうすればその損害も取り除かれてしまうだろう。わずらわしいのはただ内心の主観からくるものにすぎない。すべて君の見るところのものは瞬く間に変化して存在しなくなる。

「宇宙即変化。人生即主観」(マルクス・アウレーリウス 自省録)・・・謝罪がたりないと批判されることに被害意識を持つ愚かさ。本心では謝罪を忌み嫌っているから、被害者に見抜かれているだけなのだ。



全人代を終えた李克強首相は15日記者会見で、「朝日新聞」記者の質問に対し、次のように述べた。
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0315/c94474-8863306.html(人民日報/CRI北京放送)

『今年は中国人民抗日戦争と反ファシズム戦争勝利70周年の年だ。今年のような重要な節目の年は、中日関係にとって試練であり、チャンスでもあると思う。今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる年で、中国だけでなく、世界の多くの国がさまざまな形の記念式典を行なう。目的はこの悲痛な歴史を胸に刻むことであり、歴史を繰り返してはならず、第二次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序及び一連の国際法を守り、人類の永久的な平和を守る必要がある。現在、中日関係は確かに比較的困難な状況にあり、その根源はやはり先の戦争、歴史に対する認識、正確な認識を終始保持できるかどうかにある。正確な歴史観を堅持するには、歴史を鑑とし、未来に向かう必要がある。一国の指導者は、先人が作り出した成果を継承する必要があるだけでなく、先人の罪行がもたらした歴史的責任を負うべきでもある。当時、日本軍国主義侵略戦争を強行し、中国人民に甚大な災難をもたらし、最終的に日本国民も被害者になった。今年のような重要な年は中日関係にとって試練であり、チャンスでもあると思う。日本の指導者が歴史を正視し、一貫させれば、中日関係の改善と発展に新しい契機が生まれ、自然と中日の経済貿易関係の発展に良好な環境をもたらすことにもなる』李克強首相