三原じゅん子議員が国会予算委員会で「八紘一宇は大切な価値観」と麻生副首相に

三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言(朝日)
http://digital.asahi.com/articles/ASH3J6R68H3JUTFK00N.html

三原じゅん子議員 日本が建国以来大切にしてきた価値観「八紘一宇」と言う発言;建国はいつのこと?1868? 日本書紀ならこれは古代朝鮮の檀君神話やその前の蒙古に居たトルコ系神話からのパクリですよ。

5千年前の中央アジアや中東の神話は全て天地創造から始まり、全能の神が主人公で、その神は途中から動物の姿をして、次に人間の姿に衣服を変えた。朝鮮半島檀君神話の天孫降臨は虎の姿をした神で、その後の日本書紀天孫降臨では人間の姿に衣装替えした。地球上全てに天孫降臨したという神話。

日本神話は人間の姿で天孫降臨したから、世界でも歴史の浅い神話で、創作要素も無く全体がパクリ。古代中国やバビロニアの神話は5000年前に楔形文字と原型漢字で文献化されたが、日本書紀は1350年前に漢語を借用して書かれた。それ以前の歴史は安倍がしたいように、改竄か完全末梢された。

【八紘一宇日蓮宗の田中智學が日本書紀の記述を短縮して、その論理で日蓮を全世界の宗教や国家を束ねる最高位に位置せしめんと1913年に編み出した熟語。田中智學の日蓮宗は5.15や2.26事件を起こした若手将校の精神的支柱となり、侵略の正当化、それに逆らう中国人を非人間扱いさせた

安倍晋三が歴史改竄に利用するインドのパールは極東軍事法廷のインド代表判事を自称して日本無罪、極東軍事法廷の無効を主張。パールはインパール作戦時などで日本軍に協力していたから八紘一宇に共感していたのか。それで、インド政府は「パールはインド代表でない」と抗議している。

天皇家の先祖は西暦450年ころの継体天皇にしか遡れない。継体は北陸の福井あたりに朝鮮半島から流れ着いたと言われている。そこから近江を平定し奈良を支配して西日本統一への道を開いた人物。自民党稲田朋美政調会長も元総理もその地方の出身であり、日本は「神の国」と本気らしい。

「日本は素晴らしい」「日本は尊敬されている」という礼賛本がバカ売れらしい。狂っている。もし日本人が素晴らしい人格者なら、絶対に言わない。誰も褒めてくれない。経済もじり貧。年金も介護も健康保険も悪化の一途。それ以上に、クレーマーが威張り散らしてモンスター化する。これ民族退廃。

まあ「日本民族」と書きましたが、その実態は極めて怪しげ。それこそ四方八方から難民化して列島に住み着いたらしい。モンゴル系、トルコ系、中国系、チャモロ系だけでなく、インドのデカン高原からも来ているらしい。色白から黄色に褐色の肌、面長から丸顔まで様々で統一的民族の姿をしていない。

後の天智天皇天武天皇が争った額田王と言う女性は和歌で有名ですが、この三人の間で交わされた日常語が万葉集の和言葉であったか疑問視されている。額田の和歌は古代朝鮮語の韻と音を踏んでおり、翻訳なしに通用するからだ。日本とはそんなにも新しい国。米国よりは古いと言うだけである。

朝鮮半島の南にある済州島。その住民は半島人とは一線を画しているらしい。日本人にもそこで安らげる人もいる。その原因も日本単一民族説を否定する。およそ3000年前には既に東アジアの海洋民が朝鮮や日本や中国沿海や台湾を経てインドシナ半島全域と交易していたと言われている。

済州島朝鮮半島南部や北九州から西九州、それに沖縄の住民は一体化しており、彼らが東アジア海洋民族を形成していたという学説。その古さは中東のフェニキアには遅れるが相当に古い。国や国境など関心がなかった。卑弥呼もその一族とみなす説もある。邪馬台国九州説の由来である。

日中韓:3カ国外相会談 21日ソウルで開催(毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20150317k0000e010189000c.html
◆中国:「70年談話で判断」 日中韓首脳会談、夏以降想定か(毎日)
http://mainichi.jp/shimen/news/20150317ddm002030119000c.html
①中国が日中韓首脳会談の時期について、安倍晋三首相が今夏に発表予定の「戦後70年談話」の内容を見てから判断したいとの意向を日本側に伝えていた。外相会談には応じるが、首脳会談は夏の安倍談話を見てからの判断と明確である。
◆中国首相「罪の歴史責任も継承を」 安倍談話を念頭か(朝日)
http://digital.asahi.com/articles/ASH3H5F5FH3HUHBI00P.html
◆李・中国首相:「指導者、歴史に責任」 70年談話けん制(毎日)
http://mainichi.jp/shimen/news/m20150316ddm002030154000c.html
http://mainichi.jp/shimen/news/20150316ddm002030154000c.html