宜野湾、岩国、八王子の三市長選挙で安倍三連勝した日本の未来

(1) 宜野湾市、岩国市、八王子市の三市長選挙で安倍側三連勝
(2) 甘利は安倍に居直らされる
(3) 無理をしない、雪が降ったら休んで子供と遊ぶ
※敬称略 ◆は参照報道、①〜はその要点


………(1) 宜野湾市、岩国市、八王子市の三市長選挙で安倍側三連勝………

普天間基地宜野湾市岩国基地の岩国、創価の牙城八王子で安倍自民が三連勝した。争点隠しと争点すり替えとあとは巨額税金を直接投入し、財界や創価と結託して騙す手口が大成功。参院選で使う手口でどこまで騙せるかの小手試しに大成功した安倍自民は有頂天だろう。これで大日本帝国再生決定?

宜野湾市長に佐喜真氏再選=政府、辺野古移設を加速−安倍首相「勝利大きい」・沖縄(時事)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016012400193&g=pol
◆岩国市は現職3選=米軍機移駐派が支援−山口(時事)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016012400197&g=pol
◆八王子市長に石森孝志氏が再選(時事)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016012400215&g=pol

◆米株高や円安が追い風に(先読み株式相場)(日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL25HEX_V20C16A1000000/?dg=1
※宜野湾、岩国、八王子と選挙に三連勝大勝利して、鼻息荒くなった日経新聞は、今日の株価暴騰を煽っている。税収増やし軍拡し、米軍にも盛大に銭を与えて、尖閣に中国軍をおびき寄せて殲滅するぞ・・・と言わんばかり

しかし、安倍政管が騙したという証拠を東京新聞が;
沖縄県宜野湾市長選は政権が支援した現職が再選しましたが、こんな出口調査の結果もあります。東京新聞:出口調査 「辺野古反対」56%「政府支持せず」過半数(東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016012502000113.html
➀現職佐喜真氏に投票した人で、政府の辺野古建設に「支持する」は54・9%にとどまり、「支持しない」と答えた人も29・5%、前提でも「支持する」は33・8%しかなく、「支持しない」は圧倒的であった

現職は極右で、式典の行事として園児に「教育勅語」を一斉朗読させる人物。その極右を勝利させた宜野湾市民とは?と言う気持ちもぬぐえない。反対派候補は「辺野古建設反対」と叫んだが、普天間海兵隊をどうするのか言わなかった。現職は「普天間基地廃止」と言い、辺野古には黙り込んだ。

考えない人は、「両候補ともに普天間基地廃止」だから結構なことだ。それでユニバーサルスタジオに続いてディズニーランドが建設されれは、若者の全てが高給社員になれる、万歳だよ」となる。

辺野古建設反対を言っても、海兵隊など米軍縮小撤退を言わない。普天間廃止を言っても辺野古建設反対とは言わない。つまりは「尖閣」があり、それを中国に取られたくないから、米軍は大歓迎、ただし奄美か鹿児島か佐世保か岩国かにとなる。

辺野古問題は結局「尖閣絶対防衛」に行き着きます、日本国がポツダム宣言を受諾して「琉球国」は尖閣を台湾にとられた、という感情にすり替えることが可能で、そうなると沖縄は基地建設を絶対に反対出来なくなる構造です。

参院選でも9条2項廃止を叫ぶのは自民党政調会長稲田朋美だけで、参院選では「尖閣を取られる」と煽って自衛隊軍部強化と米軍の更なる強化に反対させない雰囲気を作り、参院選で2/3を獲得したら一挙に改憲、いや憲法破棄―閣議決定憲法の上位概念と言うファシズムに走るだろう。

尖閣を取られたくない」のなら、憲法破棄に反対するなと、結局はそこに行き着く。基地と創価がからむ三自治体選挙に全勝した安倍側に民主党の前原と連合が有形無形に呼応するだろう。参院選野党統一候補者の最終帰属政党に民主党は拘るだろう。市民連合が新党を作るべきだと思う。
◆「安保法廃止 訴え続けよう」市民連合参院選へ共闘呼び掛け(東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201601/CK2016012402000101.html


………(2) 甘利は安倍に居座らされる………

甘利はダボスで議長からいきなり質問された『貴方は収賄事件で騒がれているが、それについての説明は?』甘利が登壇した直後の議長質問である・・・だがしかし、ニッポン国内では;

◆野党、代表質問前の説明要求=甘利氏、金銭疑惑で今週会見(時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016012400058
➀甘利氏は28日の期限までに調査結果を発表することにしており、自民党棚橋泰文幹事長代理は「(甘利氏が)説明責任を果たすため調べている期間、国会はきちんと社会保障や財政をどうするか粛々と国民の前で議論すべきだ」と述べた。

共産党山下芳生書記局長は「50万円もらったかどうか思い出せないこと自体が驚きだ」
・・・いったい「記憶を整理」するために「1週間」もかかるとは何を企んでいるのか? 今週の週刊誌が続編を出すのか? その内容とTV報道と世論の反応を木曜まで観察して記者会見するのだろう。

民主党には前原と連合が居座る。両者は「原発再稼働賛成」で「尖閣断固防衛の為に軍拡」であるから、自民は容易く民主党を分断できる・・・ですから、どんな犯罪行為をなそうとも、逃げ切れる、報道も支配したのですから、日本は行くところまでゆくと思います。

※米国のサンダース、英国のコルビン、カナダのトルドー、豪州のターンブルの4人は社会主義者を自認するか社会民主主義政策を標榜する。極右ファシスト安倍晋三をすげる日本だけが異様な国に突っ走っている。


………(3) 無理をしない、雪が降ったら休んで子供と遊ぶ………

貧困者に福音を与えると、返済不能者にも自動車ローンを貸して、「利上げ前に新車購入」を煽った米国金融。その自動車ローンの不良債権化がサブプライムローン地獄を再現させると恐怖する経済専門家もいる。
◆7年近く続いた米国株式市場の強気相場は終焉に近づきつつある?⇒米株、強気相場は終焉か(WSJ
http://on.wsj.com/1nthODY  pic.twitter.com/9rWP1Nz5XW

サブプライムローン債権と言うギャンブル金融商品を発明した米国は、「テロ戦争」でも「愛国法」という強権バブルを発生させ、米国社会を窒息させ、FBI警官が年間で千人も市民を射殺する恐怖社会を産み出した。

強権バブルは為政者の心を支配する。中程度の積雪でNYなど東部の各都市は外出禁止令。ヒスパニック系女性のワシントンDC市長がこれに反論した「私は市民活動を禁止などしない。民主主義の否定になるからよ。降雪が危険なことは誰でも知っている。外出したい人も、やむなく外出する人もいる」。

◆We asked: Did the snowstorm bring cabin fever or domestic bliss? The verdict: Love wins. (NYT)
http://nyti.ms/1QtVgOv pic.twitter.com/OxkP3foIZ1

(NYTのツイート写真)

60㎝程度の積雪で外出禁止令や緊急車両以外の自動車禁止なんて、NYも地に落ちた・・・いやまて、会社休んで雪の公園で子供と遊ぶ幸せもいいものだ、つかの間の幸せだけど、思い出させてくれる。

30年前、1月4日にNYに着陸しピッツバーグ行に乗り換えたら機内で「ピッツは大雪で滑走路の除雪が追いつかない。でバッファローに」バファローに来ると「バッファロー除雪中で空中待機」やがて「ピッツ除雪完了、これからそっちに」

おまけ;そのあとシカゴからNYへのフライト「ラガーディアは滑走路の除雪が間に合わないので、隣のニューアークに。ニューアークは除雪してないけど積雪が40センチだし、機長が慣れているので、大丈夫降りられます」逆噴射の雪煙に包まれながら強行着陸。元空軍パイロットが機長だったそうな。

・・・こんな無理な苦労しない、させない現在がいいのかも。