恐怖に基づく支配=安倍ゲートの忖度犯罪

※1 ◆は参照報道;①〜はその要点で、論旨明確化と背景説明を加えた「意訳」です。敬称略。
※2 ❶〜や※で始まる文章は私見です。
※3 Web登録後も関連報道などを追記します。

➊森友疑獄「安倍ゲート/アッキード事件」の核心は『教育勅語唱和教育』にある。
 教育勅語唱和教育は『戦後レジームを消滅させ、美しいニッポンの伝統を再生させる』手段だ。

➋安部が呪う戦後レジームは『日本帝国の戦争を犯罪視する者を排除』するプロパガンダ
 非暴力中立をあざ笑い、善悪を無視して『強者の側に立ち、排除によって、覇権を手にする』

③「日本は弱い侵略者ではなく常勝の侵略者側に立つ。常勝の軍事力を世界に見せつけること。それが抑止力となって平和と繁栄を実現させると洗脳する」(人民日報)
http://j.people.com.cn/n/2015/0817/c94474-8937042.html

➍安倍の軍事・外交・経済・教育政策の全てが『強者の側に立つ排除の論理』で成り立っている。
強者による排除は『損得勘定』で動き、道徳観や倫理感や非暴力や民主主義とは無縁。

➎ところで、官僚は『忖度』などしない、まして『犯罪』の自主的な忖度など絶対にない。
官邸の指示でもなく、官僚の自発的忖度でもないとしたら、『恐怖』によって強制された忖度になる。

➏官僚に恐怖を感じさせる手段が『内閣人事局』であり、恐怖を感じさせる行為者は『官邸秘書官』だ。
秘書官も官僚であるから、彼自身が利得を拡大し維持するためにしか、他の官僚を恐怖させない。

➐森友や加計への利益供与に財務官僚は利益なく、利益供与は犯罪である。だから、官僚が自発的に参与はしない。あるのは政治権力側からだ。これも官邸の『内閣人事局』が醸し出す恐怖による忖度の強要の源泉になる。

➑恐怖の源泉である『内閣人事局』の実質的運営者と、恐怖せよと強要する秘書官は原発族のような何兆円もの巨大な天下り組織を拡大し防衛してきた官僚にしかできないだろう。神憑りの有能な官僚でもいない限り。

➒昭恵には、そのような『恐怖に基づく統治』の存在をネットにさらけ出した功績がある。
昭恵と昭恵の秘書官がネットで暴露してくれた、あとは芋づる式。

➓国有地の不当廉売とその動機が告訴されると、
『恐怖に基づく統治』が『決裁書と契約書の改竄を』強制した。
改竄に矛盾しない虚偽答弁を佐川に強制した。
そして、大阪地検特捜部が捜査を開始すると、近畿財務局から自殺者。財務省本庁にも自殺者。

⓫佐川証人喚問の丸川珠緒質問は特捜部へのあて付けが目的でしかなく、NHK実況中継のテロップは中央集権的に入念なリハーサルをしたであろうと容易に想像できる芝居だった。

⓬しかし、台本がお粗末すぎた、佐川は55回も証言拒否を繰り返した。
 補佐人と称する特捜あがりの辞め検事に頼り過ぎたのだろう。

安倍内閣支持率は、とりあえず、急落し30%に近づいた。昭恵証人喚問に賛成も63%だ。
安倍官邸が「財務省理財局」の「改竄」のみに責任転嫁するほど支持率は下がる。

⓮報道は視聴率で変わる。馬鹿げたお笑いなどやめて、報道をみる。抗議集会に大結集する。
『恐怖による支配』をしてきた権力者には、自分への国民批判が強烈な恐怖を与える。